釧路地区サッカー協会について

釧路地区サッカー協会概要

会長挨拶

 平成31年度理事総会が4月6日アクアベールにおいて開催され、蝦名大也釧路市長様、張江悌治釧路市体育協会長様と例年の如くそれぞれ公私共に大変お忙しい中ご出席を賜り、提案された4件の審議事項と1件の報告事項すべてが満場一致にて承認されました。
 事業におきましては会員皆様のご協力のもと予定された全ての事業も無事終了することが出来、運営面におきましても予算を超える事なく健全な状況にある事も確認されました。
 本年度における釧路地区サッカー協会での特筆すべき事柄の一つとして、「世界基準を日常に」と題して北海道フットボールカンファレンスが、公認A・B・C級コーチリフレッシュ研修会を兼ね全道各地より150名の皆さんが来釧され2日間にわたって開催されました。このような全道規模のものは釧路地区協会始まって以来であり、開催主管協会としては技術委員会の皆さんが中心となって盛会裏のうちに終了して頂いた事に感謝申し上げる次第であります。
 又、2018年8月17日から19日迄東京駒沢オリンピック公園総合運動場・屋内競技場で開催された「第28回全日本U−12フットサル選手権大会」に出場した釧路コンバットは、強豪チームを撃破し予選リーグを1位通過し決勝トーナメントに進出するも、準々決勝で破れ当初目標としていた全国優勝には届きませんでしたが、結果全国8500チームのベスト8というのは称賛に値するものであります。
 過去には釧路北陽高等学校が全国準優勝という記憶にまだ新しい輝かしい実績もあり、釧路地区の技術の高さを証明するものとして、選手諸君はもとより指導者の皆さんにも敬意を表するものであります。
 釧路新聞・北海道新聞両紙上にて報道されましたが、平成29年度より釧路市阿寒町多目的広場サッカー場で日本大学サッカー部が8月に合宿を行っており、昨年も2年連続で行われた際に日大在学中の部員の金子拓郎(21)選手が北海道コンサドーレ札幌の目にとまり平成31年度より一員としてプロ契約が成立しています。
 金子選手も「釧路合宿がなければ入団は実現しなかったと思っている。釧路の人達には感謝の気持ちでいっぱい。自分が活躍する事が恩返しになると思う。」とコメントしています。自分の目標とすることが釧路合宿という「きっかけで」達成できた事に釧路市民としても同じ喜びを共にするものであります。
 昨今、釧路市においてはスポーツ合宿の誘致が盛んに言われていますが、施設の充実があっての誘致であり亜細亜大学野球部の長期にわたる合宿実績も施設の充実の賜物であり、釧路地区のフットサルが強いのも学校体育館をはじめとし、湿原の風アリーナ、MOO屋内多目的運動場など多くの充実した施設の恩恵が大であると思われます。今後は釧路地区サッカー協会の悲願でもあります大規模運動公園内の天然芝又は人工芝のサッカー場の設置をお願いしてゆく所存です。
 平成31年度も4月1日から新年度の協会事業・運営も始動しておりますが、5月よりは元号も変わり令和となります。私も協会長を拝命し5期目後半に入ってきました。本年度当協会は設立61年目を迎えます。新しい元号のもと会員皆様と共により新しく新鮮な協会を目指すべく努力する所存でありますのでよろしくお願い申し上げます。

平成31年4月吉日
釧路地区サッカー協会
会長 佐藤 茂

沿革

昭和33年4月  釧路地区サッカー協会設立